日曜日のなのはな

北極を探しにいく・日曜日更新+気まぐれ

読書

話題の『ゴールデンカムイ』読んでもた

古来の狩猟・採集民族を描いたような世界観が好きだ。もののけ姫でアシタカがヤックルに乗って駆け抜ける姿はいつ見ても憧れるし、家の本棚には『シュナの旅』まで揃ってるし、モンゴルのゲルにいつか泊まってみたいと思ってる。 そんな私が友人に薦められて…

『鹿の王』が問いかける医療と病

『鹿の王』を読み終えたとき、今このタイミングで、自分がこの本を手に取ったことに不思議な驚きを感じていた。 なぜなら『鹿の王』は、”黒狼熱”という感染症をめぐる国と民族、そして人々の物語だったからだ。 あらすじを全く知らず、ただタイトルに惹かれ…

紙の本を愛する理由

職場で、私のキャラが"昭和キャラ"に定着してしまった。 きっかけは、先輩が運転する営業車に乗っていたとき。道案内をしていた私が「次は東です」と言ってしまい、車内には大きなハテナが浮かんだ(私はそれを言った記憶がないのだけど)。 今どき、方向を東…

「働き方の損益分岐点」

最近、私は大学時代の友人と"課題図書"をやっている。読む本を決め、定期的にリモート電話で読んだ感想をシェアしているのだ。といっても、私が友人からおすすめの本を教えてもらい、読むことがほとんどだけど。 この前の課題図書は、この本だった。 『人生…

「奇書の世界史」で覆された常識の概念

先日DMMブックスで、初回購入100冊まで70%オフという驚愕のセールをやっていた。 まんまと躍らされ、漫画含めて79冊:計14,052円分を購入してしまった私だが、そのうちの1冊を読み終わった。 「奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語」 三崎 律日[ビ…