今週のお題「サボる」
一日が終わり、スマホやテレビを観ながらまったりと過ごしている夜11時。この世で一番サボりたいのは決まってお風呂である。
お風呂ってなんでこんなに面倒くさいのだろう。
お風呂に入れば気持ちいいことは分かっているんだ。後悔することなんて、生きてきた中で一度もなかったし。特にこんなに暑い日は、ベタベタの汗をすぐにでも洗い流したいと思う。何より、清潔感を保ちたい。
なのに、こんな気持ちを凌駕するくらいの面倒くささが、お風呂にはある。
お風呂は入るだけでは終わらないのだ。化粧を落として、頭と体を洗って、水気を拭き、スキンケアをする。一番嫌な時間がドライヤーだ。ドライヤーの時間が長いのが嫌で、私はなかなかロングヘアにすることができない。
お風呂に入ってサッパリするあの状態にたどり着くまでのハードルが多すぎる。
そんな私だけど、自分の家に友達を泊めたときに悩んだことがある。
友達がお風呂に入っているのを待つ間、自分のベッドに寝転がろうとして思いとどまったのだ。
「お風呂に入っていない状態で、ベッドに入るのは世間的にアリかナシか」
そう、普段の私なら、洗う前の体でベッドの上を何時間もゴロゴロしている。ただ、ふと自分の生活を客観視したとき、それは世間の常識なのか?と疑問に思ったのだ。
我ながら、なんともしょうもない。しかも友達には別の布団を用意しているんだから、私が自分のベッドで何しようが関係ないのに。
でも見栄を張りがちな私。念のため世間の常識を確認すべく、わざわざググった。
「お風呂入らず ベッド」
同じことが気になる人は世の中にいるようで、ちゃんと記事が出てきた。まさかのCanCamの記事である。
結果はこうだった。
- 「すぐ入れます!」51.5%
- 「キレイな体じゃないと入りたくない!」48.5%
こんなに僅差なことある・・・?何人にアンケートを取ったのかもわからず、かなり怪しい。調査方法を詳しく教えてほしい。でも世間には、お風呂入らずにベッドに入るのがOKな人も一定数いることが一応わかったのである。
友達がその流派であることを信じ、すぐベッドに寝っ転がた私だった。
こんなことを考える暇があればさっさとお風呂に入ってしまえばいいのに、今夜も私はベッドの上をゴロゴロとのたうち回っている。
お風呂が面倒くさくならない方法がないものか。
それ以前に、こんな怠惰な自分が何とかならないものか。
永遠の課題だ。