近頃、自分の生活に「コレじゃない感」を感じていた。
コロナのせいなのか?確かに去年4月の緊急事態宣言から、担当している仕事は減ってしまった。人と会う機会は少なくなり、旅行にもなかなか行けなくなった。毎日の生活に刺激を与えてくれる要素は、限られてしまった。この違和感は、そんな日々から生まれたのだろうか。
でも気づいた。これはきっと、コロナのせいじゃない。それまで日々を埋め尽くしていた予定は、コロナによって削げ落ちた。その結果、むしろ露わになったのが「コレじゃない感」なんだ。
これまで、毎日何かに追われ、とりあえずを重ねながら今の場所に流れついた。道程には新しい発見もあった。でも、同じ場所にずっと留まったままでいる。今の生活は居心地がいいけれど、まだ私が知らない場所はたくさんある。もしかしたら、私自身をもっと開いていけるところがあるかもしれない。それはどこなんだろう。何なんだろう。
それを探すきっかけのひとつとして、とにかくなんでも書いてみようと思う。
時折、ふと思い出す一節がある。
"サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからって、誰がシロクマを責めますか。"-「西の魔女が死んだ」梨木香歩
居心地がいいだけではなく、私らしさを発揮できる新しい世界がどこかにあるのなら、それは私にとっての「北極」なのかもしれない。
私の「北極」探しに、もし少しでも面白さを感じてもらえたら嬉しい。
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